ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女･･･90点

ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女を読みました。

スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンが書いたミステリーですが、スウェーデン人口900万人に対して295万部以上売り上げた大ベストセラーなんだそうです。ヨーロッパにも発売されてフランスでは200万部売れて日本でも近々が映画公開されます。
そんなことより一番惹かれたのは児玉清（パネルのクイズの司会者）がこれは今世紀最高のミステリーだっていうコメントです。児玉清恐るべし。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

• 作者: スティーグ・ラーソン
• 出版社/メーカー: 早川書房
• 発売日: 2008/12/11
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

で、内容ですが、ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストは経済界の大物ヴェンネルストレムの悪事をスクープしたつもりが名誉毀損で訴えられて「ミレミアム」誌から退きます。ところがそこに実業家ヘンリック・ヴァンゲルからの変な依頼がやってきます。
それと平行してドラゴンのタトゥーが入った一流調査員リスベット・サランデルの苦悩が絡みます。

本当はもっとややこしいですが（名前もややこしいけど）、なかなか楽しめる内容でした。
スウェーデンの政治問題絡みますが、全然知らなくても西ドイツ問題とかナチズムについてとかなかなか新鮮です。

作者スティーグ・ラーソンは元々ジャーナリストだったそうです。
ちなみに彼は三部作を完成させて四部作目を書いている途中で亡くなったそうです。日に60本吸うって。。。タバコはダメです。

あとスウェーデンでは女性の46%が男性に暴力を振るわれた経験を持つとのこと。それって女性が痛がるのが気持ちいいの？
そういえば俺最近人を殴ってないなぁ（あ、いや、ずっとです）。

何か最近読んだ本ありますか？